20種の味とカラフルな見た目で人気のバウムクーヘン 「cafe maaru」新店舗兼工場を開業
2021/05/18 05:30
オブジェが目を引く外観
兵庫県の淡路島の材料を使ったバウムクーヘン「淡路島ばぁむ」を出す兵庫県洲本市海岸通1の「cafe maaru(かふぇ まある)」がこのほど、同県南あわじ市広田広田に新店舗兼工場「淡路島ばぁむ工房 maaru factory(まある ファクトリー)」を開業した。(中村有沙)
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「かふぇ まある」は2017年にオープン。約20種類の味とカラフルな見た目のバウムクーヘンが人気を集める。島内産の卵や牛乳、県内産の小麦粉を使っている。店内で提供するほか、島内の観光施設にも卸す。販売個数が徐々に増え、店の調理場では手狭になっていた。
新店は、洲本インターチェンジ(IC)から車で約5分と観光客が立ち寄りやすい場所にした。新たな製造機器を導入し、生産能力を従来の約6倍に引き上げた。チョコレートや抹茶などの定番、マンゴーなどの季節商品など全種類を販売する。
運営会社社長の三宅英樹さん(49)は、「たくさん作れるようになったので、神戸や大阪の百貨店の催事などにも出店し、お土産としての認知を高めたい」と話す。
さらに、島内にある他のカフェや洋菓子店のワッフル、ドーナツなども仕入れて販売する。すでに7店の商品を扱い、目標は20店。「島内のカフェを回りきれないという観光客の要望に応え、淡路島スイーツの発信拠点を目指す」という。
新店は午前10時~午後6時。無休。TEL0799・20・9020