オーケストラの名手ら公演 ゲストに11歳のバイオリニストHIMARI 23年1月、芸文センター

2022/10/12 10:20

HIMARI(C)Hitoshi Iwakiri

 国内オーケストラの名手が集う「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」の第11回兵庫公演が2023年1月4日、兵庫県立芸術文化センター(西宮市)で開かれる。ゲストには「11歳の天才バイオリニスト」として注目を集めるHIMARIを迎える。(網 麻子) 関連ニュース 超絶技巧で挑むバイオリン曲 コントラバス奏者・幣隆太朗 ピアニスト・秋元孝介とデュオ 28日、神戸でリサイタル 世界で活躍、コントラバス奏者の幣隆太朗さん、ピアニスト秋元孝介が演奏会 神戸で28日、小中高生は無料 神戸出身バイオリニスト木嶋真優さん ハチャトゥリアンの難曲披露へ 芸文センター楽団と共演、西宮で7~9日


 ヴィルトゥオーゾはイタリア語で音楽の名手の意味。今回も各地のオーケストラのコンサートマスターや、首席奏者が集結し、「夢のオーケストラ」が美しいハーモニーを響かせる。指揮は大友直人。
 古典派交響曲の最高傑作ともいわれるモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、メンデルスゾーンが旅の印象から生んだ交響曲第4番「イタリア」を演奏する。
 HIMARIは、ポーランドの「リピンスキ・ヴィエニャフスキ国際バイオリンコンクール」において、21年に史上最年少で特賞グランプリを受けるなど、国内外で活躍する。公演では、ヴィエニャフスキのバイオリン協奏曲第1番の第1楽章を共演する。
 「ジャパン-」は、作曲家の三枝成彰=西宮市生まれ=と、指揮者の大友が企画。日本のオーケストラがどれだけの音をつくりだせるか、可能性を求めて1991年に試演、92年から本格的な公演を始めた。これまで東京や大阪などでも公演を開催している。
 午後4時半開演。10月15日午前10時から発売。S席6千円、A席5千円、B席4千円、C席3千円、D席千円。芸術文化センターチケットオフィスTEL0798・68・0255

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ