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六甲高山植物園で動画撮影に臨んだコントラバス奏者の幣隆太朗さん(右)とピアニストの秋元孝介さん=4月、神戸市灘区六甲山町
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六甲高山植物園で動画撮影に臨んだコントラバス奏者の幣隆太朗さん(右)とピアニストの秋元孝介さん=4月、神戸市灘区六甲山町
2人が出演した動画の一場面
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2人が出演した動画の一場面

 ともに兵庫県出身で世界的に活躍するコントラバス奏者幣隆太朗さん、ピアニスト秋元孝介さんが弾くデュオ・リサイタルが28日、神戸市中央区の神戸新聞松方ホールで開かれる。セザール・フランクの「バイオリン・ソナタ」と、ヨハネス・ブラームスの「チェロ・ソナタ第1番」の名曲2曲を、コントラバスの深い重低音で一度に披露する渾身のプログラム。小中高生は無料で聴ける。(松本寿美子)

 今春、六甲山系の自然美と地元アーティストを発信しようと、神戸新聞社が2人に出演を依頼、制作した演奏動画「秘密のコンサート~六甲山×クラシック」の関連企画。

 幣さんは1981年生まれ。神戸市北区出身。県立西宮高校から東京芸術大に進み、現在、ドイツの名門「SWR交響楽団」団員。コントラバスの独奏楽器としての可能性を追求し、ソリストとしても果敢に活動する。

 秋元さんは93年生まれ。西宮市出身。県立西宮高校を卒業し、東京芸術大と同大大学院修士課程をそれぞれ首席で卒業、修了。18年のミュンヘン国際音楽コンクール・ピアノ三重部門で「葵トリオ」として日本人で初優勝した。

 フランスで活躍し、今年生誕200年を迎えるフランク作品は華やかな曲想で、他の楽器でも演奏される機会が多い。ドイツのブラームス作品は哀切な旋律が美しく、演奏動画の中でも弾いている。このほか、アルゼンチンのピアソラ作曲の「忘却」、ドイツのヒンデミットの「コントラバス・ソナタ」も披露する。県芸術文化協会助成事業、舞台芸術鑑賞機会創出事業。

 午後7時開演。一般3500円、ペア6千円、小中高生無料(同ホールオフィスに要予約)。全席自由。チケットは神戸新聞オンラインショップ「LIVE STORE 得ダネ」などで販売。同ホールオフィスTEL078・362・7191。

【2人のインタビュー動画】こちら

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