ZOZO創業者・前沢さん、宝塚市に500万円を寄付
2021/12/29 05:30
神戸新聞NEXT
兵庫県宝塚市はインターネット衣料品通販大手「ZOZO(ゾゾ)」創業者で、スタートトゥデイ社長の前沢友作さん(46)から、ふるさと納税で500万円の寄付を受けたと発表した。前沢さんはツイッターで、全国の自治体に寄付することを呼び掛けて募集。県内からは姫路、淡路、豊岡、朝来、三木市が選ばれた。
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前沢さんは今月、日本の民間人として初めて国際宇宙ステーションに滞在。これまでに約28億円を寄付しており、今回は10月にふるさと納税で10億円の寄付先を探していると投稿した。観光振興策のアイデアも募って全国87自治体に500万円~3千万円の範囲で寄付し、返礼品の受け取りは辞退している。
市はコロナ禍で低迷する観光業の活性化を目指して申し込んだ。地域ならではの観光として、宝塚歌劇の鑑賞のほか、由緒ある宝塚ホテルでの宿泊などをアピールする。市の担当者は「厳しい財政状況の下、有効に活用させてもらう」としている。(西尾和高)