旬のタケノコ掘り初めて体験 「炒め物や天ぷらに」…子どもら満面の笑顔 尼崎
2022/04/28 05:30
タケノコを掘る子どもら=尼崎市農業公園
尼崎市農業公園(兵庫県尼崎市田能5)で27日、タケノコ掘り体験があった。市内の家族連れらが参加し、スコップやくわを使うなどして旬の味覚を収穫した。
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園内には約2600平方メートルの竹林があり、モウソウチクとマダケが生えている。竹林の維持管理を兼ねて、市民に農業体験をしてもらおうと市が企画する恒例行事。新型コロナウイルス禍などで4年ぶりの開催となった。
人気のイベントで、4月に参加募集をしたところ184組から応募があり、今回は抽選で選ばれた10組計26人が体験した。
タケノコ掘りは、一般に食用にされているモウソウチクが生えた区画で実施。参加した子どもらは、軍手をはめて竹林へ。大人と一緒になってスコップなどを振るい、両手でタケノコをつかんで土から引き抜くと満足げな表情を見せた。収穫したタケノコは1組につき3本程度が配られた。
家族4人で参加した尼崎市の男児(4)はタケノコ掘りを初めて経験し「採れた瞬間が楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。母親(35)は「バターしょうゆ炒めや天ぷらにして食べます」と話した。(斎藤雅志)