「姫路城観月会」3年ぶり有観客開催へ 中秋の名月眺め、茶席や和太鼓演奏も 9月10日

2022/08/22 09:40

有観客で実施された2019年の姫路城観月会(実行委員会事務局提供)

 中秋の名月をめでる「姫路城観月会」が9月10日、同城の三の丸広場(兵庫県姫路市)で開かれる。新型コロナウイルスの感染拡大後はオンラインで開催してきたが、3年ぶりに有観客で実施する。播磨の日本酒や月見団子を片手に、夜空に浮かぶ満月や伝統芸能を楽しむ。(田中宏樹) 関連ニュース 夜の姫路城大天守で特別な体験を 夜景や非公開エリア楽しむツアー、城を眺めながら食事も 9月に初開催 千姫になりきりハイ、ポーズ! 姫路城に「御殿」再現した部屋 期間限定、バーチャル着付けや撮影も 姫路城音声ガイドに人気声優そろい踏み 鳥海浩輔さんと小野友樹さん 22日から、本多忠刻ら演じ

 世界文化遺産・国宝姫路城の夜の姿と名月を眺める行事として、1983年に始まり40回目。2020、21年は無観客とし、動画投稿サイトで中継した。
 今回は抹茶と菓子が味わえるお茶席(112席)や、飲食の販売コーナーも3年ぶりに復活。ステージでは中高生が吹奏楽やダンス、書道パフォーマンスを披露し、地元団体による箏曲や和太鼓の演奏もある。
 新型コロナ対策として、ステージ前に飲食禁止の観覧席(500席)を設け、安心して演奏を楽しんでもらう。状況によって入場制限を実施する。
 午後5~9時。無料。雨天時は11日に順延する。実行委員会事務局の姫路市まちづくり振興機構TEL079・240・6023

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ