3年ぶり播州織の生地マルシェ「播博」開催へ 生地やショール特別価格に 22日西脇

2022/05/14 05:30

大勢の人でにぎわった3年前の播州織産地博覧会=2019年、旧来住家住宅

 播州織の生地マルシェ「第3回播州織産地博覧会 播博(ばんぱく)」が22日、兵庫県西脇市の中心市街地で開かれる。播州織メーカーが市街地の空き店舗に出店し、普段は買えない生地やショールを特別価格で販売。2019年5月の前回、一日で約6500人が足を運んだ人気イベントが復活する。(伊田雄馬) 関連ニュース 「エヴァンゲリオンてなんや?」霊長類研究の第一人者、父からの問いに長男はどう答えた… 霊長類研究の第一人者、河合雅雄さんを偲ぶ会 業績、人間性を振り返る 丹波篠山 食虫植物「ネペンテス・トランカータ」、世界記録上回る大成長! 兵庫県立フラワーセンター

 中心市街地の活性化をめざす住民有志が企画。国登録有形文化財の旧来住家住宅や播州織工房館をはじめ、古い街並みが残る「まちなかエリア」の一帯が会場となる。西脇市役所(同市下戸田)の駐車場には、ご当地メニューを扱うキッチンカーが集結する。
 参加業者は前回の21社を上回る24社を予定。旧来住家住宅などでは、生地の端切れを使い、アクセサリーやドリームキャッチャーを作るワークショップが開かれる。
 実行委員会事務局を務める西脇商工会議所は「出店を待ち望んでいた業者は多い。地域全体が盛り上がる一日になれば」と話している。
 午前10時~午後4時。駐車場は市役所と童子山公園のおまつり広場で、計約300台分が利用可能。同商議所TEL0795・22・3901

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ