霊長類研究の世界的なパイオニアで、昨年5月に97歳で亡くなった河合雅雄さん。28日に故郷・兵庫県丹波篠山市で開かれた偲ぶ会では、河合さんの長男、透さんが「素晴らしい会を開いていただき、ありがとうございます」とあいさつした。新型コロナウイルスの影響で、最晩年は外部との交流は少なくなったものの、人気アニメのことを知りたがるなど、最期まで探究心が衰えなかった父のさまざまなエピソードを語った。
亡くなる直前まで執筆を続けたといい、「自分の足で歩き、酒を飲み、よく語った。夕食の食卓を横目で見ては、きょうはワインやな、これは焼酎がええなと…。最期まで充実した人生でした」と紹介。
老いてなお、さまざまなことを知りたがったという。「『知らずに死ねるか』との思いだったのだろう、流行語だとか、気になることを私たちに聞いた。『はやっているようやけど、(新世紀)エヴァンゲリオンてなんや? 説明せい』と言われたが、私もよく分からなかった」と笑いを誘った。
戒名や墓についても、ユニークな逸話を披露。兵庫県立人と自然の博物館(三田市)による発掘調査で、丹波篠山市内で見つかった約1億1200万年前の小さな哺乳類の化石には、河合さんにちなんで「ササヤマミロス・カワイイ」と学名がつけられているが、生前、本人が「土から出てきたミロスがわしの名前を持ったんやから、土に返るわしはミロスの名前をもらうから戒名にせい」と言って、寺の人を困らせたという。市内の寺に設けた墓には、ササヤマミロス・カワイイとサルの絵を刻んだことも明かした。
透さんにとって心に残る父の言葉は「与うる者は泉のごとくあれ」。人に何かをしたり、助けたりしても、見返りを求めてはいけない、自分は湧き出る泉であると思っていればいいとの意味という。
「人との距離感、人への思いが分かる言葉で、これが父の温かい人柄の原点だと思う」と透さん。「きょうは悲しみではなく、笑みをもって父を偲んでほしい」と語り掛けた。
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