ウナギのかば焼き、特製たれでふっくら香ばしく 「土用の丑」を前に和食店で繁忙期 加東

2022/07/16 05:30

特製のたれを付けてウナギを焼く末永峯雄さん=加東市社

 23日と8月4日の「土用の丑(うし)」を前に、兵庫県加東市社の和食店「料理末永」でウナギのかば焼き作りが繁忙期を迎えている。店主の末永峯雄さん(81)が炭火を使ってじっくり焼き、店先に甘く香ばしいにおいを漂わせている。 関連ニュース 「うなぎ」は芸名じゃないよ、本名だよ!…十数世帯しかない激レア名字 銀シャリ「鰻」「橋本」のルーツ 「簡単」「夏バテ予防」 お家でできる専門店レベルのキーマカレーの作り方 暑い季節の救世主!そうめんアレンジにネット歓喜「神レシピ」「夏に向けてメモ」「パスタでも使えそう」

 同店は約20年前からウナギを焼き始め、同県明石市の専門業者を通じて仕入れている。年間を通じ販売しているが、特に6月半ば以降の夏季は注文が増え、今年は700匹以上を焼く予定。贈答用や自宅用として、北播磨一円や丹波地方などから買い求められるという。
 同店ではウナギのやわらかさを生かすために串を刺さない。特製の甘辛いたれを3、4回付け、身が曲がらないよう慎重に焼き上げる。末永さんは「火加減が難しいんや。焦がさんように、硬くならんように」。何度か裏返すと、肉厚でふっくらと仕上がった。
 1匹当たり3240~4320円(税込み)。うな重は2千円(税別)から。料理末永TEL0795・42・0202
(岩崎昂志)

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