巣ごもり消費で好調が続く業務スーパー=神戸市内
「業務スーパー」をフランチャイズ展開する神戸物産(兵庫県稲美町)が10日発表した2019年11月~20年7月期連結決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年同期比25・4%増の116億5600万円、売上高は17・7%増の2593億6200万円だった。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、まとめ買いに適した大容量の品ぞろえが顧客に支持された。既存店が好調だったほか、積極的な新規出店も利益を押し上げた。
通期(20年10月期)は、収束の見通しが立たない新型コロナの業績への影響が読み切れないとして、当初予想を据え置いた。