経済
過熱するGoToイート争奪戦 29日から第2期
政府による飲食業界の支援事業「Go To イート」で、兵庫県内で使えるプレミアム付き食事券の第2期申し込みが29日正午から始まる。第1期では、インターネットの申し込みが殺到して公式サイトがつながりにくくなり、専用はがきが印刷されたチラシも入手場所が分かりにくいとの不満の声が上がった。同日には第1期の食事券受け渡しと飲食店での利用も始まる。“食欲の秋”を迎え、争奪戦は過熱しそうだ。(森 信弘)
食事券は、農林水産省から受託した各都道府県の事業者がそれぞれの方法で順次発行。いずれも25%のプレミアムが付く。兵庫県内では申し込み後に引換証が送られ、後日、所定の場所で引換証と代金を渡して食事券を受け取る。兵庫の場合、1万2500円分を1万円で購入できる。
県内では80万冊のうち、第1期の約7万冊を14日正午から公式サイトで受け付け始めると、アクセスが集中。翌日到着したはがきの申し込み分を含めて事実上、即日完売した。「ずっとつながらないまま、やっとつながったと思ったら売り切れ」。ツイッターには申し込めなかった人の嘆き節が続々と投稿された。
事務局のコールセンターには、ネットが使えない人も含めて問い合わせが殺到した。郵便で申し込む場合は専用はがき付きのチラシを確保する必要がある。チラシを置くのは食事券を受け取る場所と同じで、県内では73カ所(22日時点)。イオン、イオンスタイル、日本旅行の店舗と、一部地域の主要郵便局、道の駅の一部などで、一覧表を公式サイトに掲示している。
それでも県庁や県内商工会議所には、「コールセンターがふさがっている」「チラシはどこにあるのか」などの電話が寄せられたという。事務局は第2期分のチラシを原則28日に配置するが、申込枠をネットに優先配分しており、部数に限りがある。
一方、食事券を使える飲食店は、利用開始当日の29日に公表予定。県内で事業を請け負う日本旅行は当初、12月に「Go To イート」を始める計画だったが、大阪と京都が10月中にスタートする予定だったため、県内観光地から「客を取られる」との悲鳴が上がり、前倒しを決めた経緯もある。
食事券80万冊の申込期間は3期に分ける。事務局は「消費者に均等にチャンスを提供したいとは思っている。サーバーを増強し、できる限りの対応で臨む」としている。
事務局フリーダイヤル0120・528520(平日午前10時~午後5時)
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