経済
阪神御影駅南にコンビニや診療所の複合施設 22年春開業、スーパー長崎屋跡地
JR西日本不動産開発(大阪市)は21日、阪神電鉄御影駅(神戸市東灘区)南にあったスーパー「長崎屋御影店」の跡地に、複合商業施設を着工したと発表した。コンビニエンスストアや診療所などが入居する予定で、2022年春の開業を目指す。
「御影駅NKビル」(仮称)。別の会社が保有する約1100平方メートルの土地を借り受け、鉄骨造りの地上3階建てのビルを建てる。延べ床面積は約2700平方メートル。コンビニやドラッグストア、複数のクリニックが入居を予定する。投資額は公表しない。
長崎屋御影店は2009年、周辺にある商業施設との競争激化などを理由に閉鎖した。その後、低層階のコンビニなどが営業を続けていたが、21年1月から建物を解体していた。
JR西日本不動産開発は「暮らしに寄り添う利便性の高い施設を目指す」としている。(大盛周平)