福豆で健やかに 巫女や神職が手渡し 生田神社で節分祭 神戸

2022/02/03 19:20

参拝者に福豆を手渡す巫女ら=神戸市中央区下山手通1、生田神社

 節分の3日、神戸市中央区下山手通1の生田神社では、厄をはらい、福を招く「節分祭」があった。巫女や神職らが参拝者一人一人に福豆を手渡した。 関連ニュース 「御朱印」ブームの発祥は宝塚? 人気の「恵方巻きロールケーキ」こだわり抜いた海苔部分、どうやったの? 節分はケーキ丸かぶり? 「恵方巻きロール」販売

 例年は、境内の特設やぐらに芸能人ら約150人が登壇して豆をまき、福を求めて2千人ほどが集まるという。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため2年連続で中止し、代わりに福豆千袋を配った。
 権禰宜の沢田政彰さん(36)は「福を受けて、一日一日健やかに過ごしていただきたい」と話す。
 この日は、お年寄りや親子連れなどが訪れ、コロナ禍の収束や健康を祈った。巫女らから福豆を受け取ると、顔をほころばせた。
 毎年正月や節分に参拝するという女性(71)は「いつまでも健康でいられるように願った。今年もお参りしたから大丈夫という気持ち」と話した。(小野萌海)

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