青空の下、手作りの品多彩に 「湊川公園手しごと市」10周年 28日から記念イベント
2022/05/27 05:30
家族連れでにぎわう湊川公園手しごと市の様子(湊川公園手しごと市実行委員会提供)
ハンドメード品やキッチンカーなどが並ぶ「湊川公園手しごと市」が6月で10周年を迎える。地域を盛り上げようと神戸市兵庫区の同公園で、2012年から毎月第4土曜日に開かれ、大人から子どもまでが集う場として定着してきた。5月から10年を祝うイベントを月替わりで企画。28、29日は木製のおもちゃミュージアムの出張展示がある。(津田和納)
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同公園と周辺地域の活性化を目指し、「湊川公園手しごと市実行委員会」が主催。コンサートやワークショップといった参加型の催しのほか、素材にこだわった手作りフードの販売もあり、毎回家族連れでにぎわってきた。
ところが新型コロナウイルスの流行で中止が続き、緊急事態宣言の発令が長引いたことで21年は例年の半分の開催にとどまった。今年に入り、感染状況が落ち着き始めたこともあり、節目を盛り上げようとイベントを企画。初の試みとなる28、29日は、丹波市から木製おもちゃで遊べる「モノイレ ウッド トイ ミュージアム」が出展する(入場料必要。子ども300円、大人100円)。
実行委の藤澤里沙さん(36)は「普段はやらない珍しい催しを打ち出したい」と言い、クレープのキッチンカーが大集合する計画も構想中。「10年前に比べると、公園や周辺地域の雰囲気も変わった。初めての人も、久しぶりの人も気軽に訪れてほしい」と話す。
手しごと市は入場無料、荒天中止。午前11時~午後4時。問い合わせは実行委員会へメール(info@minatogawa-mart.net)で。