給食に三木特産ピオーネ 市内11校園の児童らが味わう

2021/09/10 05:30

学校給食に出されたピオーネを味わう児童=緑が丘東小(同校提供)

 兵庫県三木市立の小中学校、幼稚園、特別支援学校計11学校園の給食に9日、同市特産のブドウ「ピオーネ」が登場し、子どもたちが地元の味覚を笑顔でほおばった。 関連ニュース ブドウ味わいスタンプ集めて 北播磨の直売所などラリー開催 実りの秋「三日月高原ぶどう」が収穫期 夏の長雨乗り越え、たわわに 甘み強い高原ブドウ、出来栄え上々 淡路の観光農園

 三木市の特産品を子どもたちに知ってもらおうと、10年ほど前から毎年、市教育委員会が学校給食にブドウを提供している。今年は市内の四つのブドウ園で収穫された「ピオーネ」を献立に加えた。
 緑が丘東小(同市緑が丘町東4)の3年1組の教室では、新型コロナウイルス対策で給食の時間は全員が同じ方向を向き、黙食をしている。子どもたちは顔をほころばせながら、ブドウをパクリ。女子児童は「甘くてとってもおいしかったよ」と笑顔を見せた。
 ピオーネは10日もほかの市立学校園15校の給食で提供される。(長沢伸一)

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