淡路

甘み強い高原ブドウ、出来栄え上々 淡路の観光農園

2021/08/26 05:30

 濃い紫色の房が枝もたわわに実る「常盤観光ぶどう園」(兵庫県淡路市野島常盤)が25日、オープンした。みずみずしい味わいを目当てに、家族連れらがブドウ狩りを楽しむ。

 野島常盤地区では40年ほど前、国の事業で山林を農地として開墾し、ブドウ園を造成した。現在は農家9軒が「常盤観光ぶどう組合」に加盟し、計3・7ヘクタールで甘みの強い「ベリーA」と風味が豊かな「ピオーネ」などを栽培している。

 真野康夫副組合長(64)は「朝晩の寒暖差が大きい高原のブドウは糖度が高い。今年は猛暑に次ぐ多雨で実の管理には苦労したが、出来栄えは上々」と話す。

 9月中旬まで。午前9時~午後5時。入園料千円、4~10歳は800円。販売は2キロでベリーA1700円、ピオーネ2500円。真野さんTEL0799・82・2653

(内田世紀)

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