歩道にプリンスメロン?…アスファルトの隙間から生えてる! 除草剤にも負けず、直径10センチ超 たつの
2022/10/04 05:30
アスファルトの隙間から育った植物と発見した山根章治さん=たつの市揖西町土師
兵庫県たつの市揖西町土師で、歩道のアスファルトの隙間からプリンスメロンかマクワウリのような植物が実った。隣町・相生市の「ど根性大根」ブームから17年。発見した男性は「カラスやイノシシに食われないといいが…」と日々、成長を見守っている。
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近くのプラント会社「相生設計」社長の山根章治さん(72)が、会社で飼っている犬の散歩中に見つけた。植物の種類はよく分からないが、直径10センチを超える大きな実が2個、さらに成長中の小さな実が2個。地をはうつるは3メートル以上に伸びている。
「メロンは家庭菜園でも育てるのが難しいのに」と山根さん。歩道は植栽が維持できず舗装され、夏には除草剤もまかれたといい「人間の妨害に負けない生命力が素晴らしい」と感服した様子だった。(直江 純)