メダルにコウノトリと桜 高校生のデザイン採用 ワールドマスターズゲームズ関西
2020/02/11 06:30
オープン競技のメダルのデザイン。コウノトリや桜の花をダイナミックに描く(兵庫県実行委員会提供)
生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の兵庫県開催オープン競技で授与されるメダルについて、県実行委員会は姫路工業高(姫路市)2年の森わかなさんのデザインを採用したと発表した。コウノトリや桜の花、風を躍動的に表現。アルミに金銀銅のメッキを施したメダルにデザインされる。(佐藤健介)
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同大会は兵庫県など関西を中心に2021年5月に開かれる。県開催では、バトントワリングやペタンクなど計10のオープン競技がある。
県実行委は大会機運を盛り上げようと、「兵庫らしさ」をテーマに県内の高校生らからデザインを公募。神戸ポートタワーや姫路城などをモチーフに計378点が寄せられた。
最優秀賞に選ばれた森さんの作品は、体を丸めたコウノトリのそばに大小の桜の花を描き、風が吹く様子を曲線でイメージした。柔らかく、しなやかな感じが、大会コンセプト「スポーツ・フォー・ライフ(人生を豊かにするスポーツ)の開花」に合致し、「兵庫らしさ」も備わっているとして、メダルのデザインに採用された。
県実行委は優秀賞も発表。龍野北高(たつの市)2年の八江香穂さんと兵庫工業高(神戸市兵庫区)3年の佐々田茅歩さんで、いずれもコウノトリを題材にしたデザインだった。