熱中症、救急搬送相次ぐ 46人搬送、2人重症
2020/08/22 20:45
神戸新聞NEXT
 兵庫県内は22日、各地で高気圧に覆われて気温が上昇し、熱中症とみられる症状の救急搬送が相次いだ。神戸新聞社のまとめでは午後5時までに少なくとも計46人が搬送された。
          
            関連ニュース
            
              熱中症の救急搬送、兵庫で82人 工事現場の男性死亡                        
              熱中症、若い世代もご用心 体力過信、異変まで我慢する傾向 専門家が警鐘                        
              子ども用の熱中症予防マスク ポイントは“隙間” 元高校教諭が開発                        
 県内20の観測点のうち、35度以上の猛暑日となったのは、福崎町37・2度▽姫路市36・7度▽洲本市36度-など9地点。三木市は35・4度、明石市は34・9度とそれぞれ今年最高の気温を記録した。
 加古川市で90代女性が自宅で倒れて動けなくなるなど重症者は2人。神戸市では自宅や歩道にいた70~90代の6人が中等症で、他市でも高齢者の搬送が多かった。
 神戸地方気象台によると、県内は23日、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨が予想されるが、高温は続くため熱中症の警戒が必要としている。(まとめ・小谷千穂)