阪神電鉄の男性車掌が新型コロナ感染 西宮で勤務
2020/12/11 11:21
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
阪神電鉄は11日、兵庫県西宮市田中町の西部列車所に所属する50代の男性車掌が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は軽症。同電鉄によると、乗客や同僚らとの濃厚接触は確認されていないという。
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同電鉄によると、男性は7日まで通常通り勤務。同日の帰宅後、発熱や喉の痛みが出た。8日にPCR検査などを受け、10日正午ごろに陽性と判明した。
同電鉄は、男性が勤務する執務室のほか、5~7日に乗務した車両の消毒を実施。感染判明による運行ダイヤへの影響は出ていないという。
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