ワクチン先行接種、兵庫は4施設で実施 新型コロナ
2021/02/16 19:34
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
17日から全国で始まる新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への先行接種は、兵庫県内では4カ所の医療機関で実施される。
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国立病院機構神戸医療センター(神戸市須磨区)▽神戸中央病院(同市北区)▽神戸労災病院(同市中央区)▽関西労災病院(尼崎市)-の4施設で、ワクチンが到着次第、接種を始める。一部の病院によると、ワクチン到着は18日になる可能性があるという。
政府は、先行接種の後、他の医療従事者ら▽重症化しやすい65歳以上の高齢者▽基礎疾患のある人ら▽それ以外の人-の順で接種していく方針。先行接種後、4週間の体温変化や接種箇所の痛みの有無などを調べて公表するという。
厚生労働省によると、先行接種施設へのワクチン配分は、都道府県を介さず国が直接行う。ワクチンを保管する超低温冷凍庫「ディープフリーザー」も、各自治体に割り当てられた台数とは別に配置されるという。(霍見真一郎)
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