選挙応援で知事会欠席、兵庫県知事が反論「必ず出ないといけないわけでない」

　兵庫県の井戸敏三知事（７５）は６日の定例会見で、４日の全国知事会を欠席し、宝塚、伊丹市長選の候補者２人の出陣式に出席したことについて「他業務と比較の中での行動。知事会だから必ず出ないといけないわけではない」とし、妥当性を強調した。 関連ニュース 「いちいち着脱、現実的ではない」　兵庫県知事と神戸市長「マスク会食」に懐疑的 まん延防止で兵庫県知事「３日間平均２００人超。逡巡するよりは適用申請」 時短逆戻り、飲食店嘆息　知事「リバウンド想定超えた」　兵庫「まん延防止」初適用

　知事会は４日午前８時４０分～１１時半ごろ、「まん延防止等重点措置」が５日から兵庫など３府県で初適用されるのを前に開かれ、オンライン形式で知事３７人が参加。井戸知事は「兵庫の主張は事前にペーパーで提出した。特に財政的な措置をしっかり要望し、知事会長らから了解を得た」と話した。
　井戸知事は４日午前中、宝塚市内で自民推薦の無所属新人の、伊丹市内で自民、公明推薦の無所属現職の各出陣式で応援演説をした。（藤井伸哉）