透明感と食感楽しんで 淡路島の生シラス、沖漬けが新名物に
2021/08/19 11:45
生シラスの沖漬けを使った丼=淡路市岩屋、道の駅あわじ
涼しげに透き通った生シラスを存分に。兵庫県淡路島の飲食店などが4~11月の漁期に一斉に提供する「淡路島の生しらすプロジェクト」で、11年目の今夏、沖漬けが新名物として加わった。
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同プロジェクトは、神戸や大阪から、明石海峡大橋を渡ってすぐに新鮮なシラスを味わえるとあって年々、人気が高まり、参加店は60を超えた。持ち帰りや宅配の希望にも応えようと、沖漬けを開発した。
担当は事務局の鶴谷直紀さん(30)。参加店の一つ「道の駅あわじ」(淡路市)を運営する会社の営業社員だ。「透明感とツルツル、プチプチした食感が残るよう、タレの量や漬ける時間を微調整した」と話す。
凍った袋ごと5~10分冷水に浸し、盛り付ける。丼に、晩酌のお供に。「コロナ禍で足を運べなくても、自宅にいながら、淡路島を感じてほしい」。(中村有沙)
【メモ】丼1杯分の50グラム入りが2袋で540円。「道の駅あわじ オンラインショップ」で検索。島内15観光施設でも販売。11月末まで。