兵庫県のコロナウイルス患者 9割がデルタ株感染へ置き換わり

2021/09/02 21:20

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)

 兵庫県と神戸市は2日、新型コロナウイルス患者のうち、インド由来で感染力が強いデルタ株が疑われる陽性者について、8月16~22日の1週間で2186人(うち神戸市967人)を確認したと発表した。変異株の検査数に占める割合は89・9%で、デルタ株への置き換わりが進んでいる。 関連ニュース 修学旅行の実施難しく…296校が延期 兵庫県内の公立小中高、運動会や文化祭も 新型コロナ陽性を隠し小学校で授業「体調改善したので」 教員や児童検査のため臨時休校 【詳報】過去最多、兵庫県内の入院患者909人に 新型コロナ

 県内のデルタ株感染者は8月22日までに4595人(うち神戸市2050人)が確認された。また、神戸市によると、同23~29日の1週間ではデルタ株が疑われる新規陽性者が851人確認されたといい、検査数に占める割合は92・5%になった。(金 旻革)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ