姫路の鳥インフル、10万2千羽を殺処分 飼育の65%

2021/11/19 12:51

鳥インフルエンザの発生を受け、鶏の殺処分に当たる兵庫県職員ら=17日、姫路市内(県提供)

 兵庫県姫路市内の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、県は19日も鶏の殺処分を続け、同日午前8時までに約10万2千羽を処分した。飼育されていた約15万5千羽のうち約65%に当たる。20日までの処分完了を目指す。 関連ニュース 姫路・鳥インフル 動物園などウイルス遮断の対応追われる 消毒、催し中止 「まさか地元で」住民驚き 姫路で鳥インフル確認 飛び火感染警戒、周辺に緊張 姫路で発生の鳥インフルエンザ、「H5N1型」の高病原性と確認

 また処分に一定のめどがついたことから、県の災害派遣要請に基づき殺処分に加わっていた陸上自衛隊は18日午後8時に撤収した。
 県によると、処分した鶏は養鶏場周辺で保管しており、今後、姫路市内のごみ処理施設2カ所で焼却する予定だという。(山路 進)

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