神戸で3回目ワクチン接種券の発送スタート 新型コロナ

2021/11/22 12:20

神戸中央郵便局に到着したコロナワクチンの3回目接種券=22日午前、神戸市中央区栄町通6(撮影・小林良多)

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に向け、神戸市内で22日、接種券の発送作業が始まった。4月30日までに2回目接種を終えた医療従事者らに送られる約1万5500部が、22日朝、神戸中央郵便局(同市中央区)に引き渡された。24日以降、対象者の手元に届くという。 関連ニュース 神戸市の3回目ワクチン「おまかせ予約」 日時と場所は市が指定へ ワクチン3回目接種 間隔8→6カ月 戸惑う自治体担当者「なぜ今ごろ言い出すのか」 ワクチン3回目接種 兵庫県、2カ所に大規模接種会場を設置へ

 接種券が入った封筒には予診票、予約方法を書いたチラシなども入っている。医療従事者は主に自身の勤務先で接種する。
 同市によると、市内の接種対象者(12歳以上)の接種率は1回目が83・4%、2回目が81・6%(今月18日現在)。3回目接種の対象は、2回目から8カ月が経過した18歳以上の市民。次回の発送は来年1月以降、順次行う。
 同2月から高齢者向け接種が本格化するという。市は従来の予約方法に加え、市が接種場所と日時を指定する「おまかせ予約」も新設する方針を示している。市ワクチン接種対策室の山本圭一担当部長は「安全かつ迅速に追加接種を受けてもらえるよう体制を整えたい」と話していた。(金 慶順)
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