姫路・鳥インフルエンザ 発生養鶏場内の消毒完了

2021/11/22 12:35

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 兵庫県姫路市内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、兵庫県は22日、この養鶏場内を消毒する防疫措置を同日午前8時に完了したと発表した。 関連ニュース 「寂しさ言葉にできない」鳥インフルで15万羽殺処分、業者が苦悩語る 姫路・鳥インフル 動物園などウイルス遮断の対応追われる 消毒、催し中止 「対策どうしたら」周辺の業者ら動揺 姫路の養鶏場で鳥インフル感染確認

 今後、周辺の鳥類飼育施設で異常がなければ、卵や鶏の持ち出しを禁じる搬出制限区域(同養鶏場から3~10キロ圏)が12月3日、移動制限区域(同3キロ圏内)が同14日に解除される。
 県は、同養鶏場内の鶏約15万6千羽全ての殺処分を11月20日深夜に完了。その後、場内に残る鶏ふんや鶏舎などの消毒を続けていた。同措置完了は24日ごろと見込んだが、残された鶏ふんが想定より少なく、作業がスムーズに進んだという。(山路 進)

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