兵庫県姫路市内の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザで、兵庫県は22日、この養鶏場内を消毒する防疫措置を同日午前8時に完了したと発表した。
今後、周辺の鳥類飼育施設で異常がなければ、卵や鶏の持ち出しを禁じる搬出制限区域(同養鶏場から3~10キロ圏)が12月3日、移動制限区域(同3キロ圏内)が同14日に解除される。
県は、同養鶏場内の鶏約15万6千羽全ての殺処分を11月20日深夜に完了。その後、場内に残る鶏ふんや鶏舎などの消毒を続けていた。同措置完了は24日ごろと見込んだが、残された鶏ふんが想定より少なく、作業がスムーズに進んだという。(山路 進)