横尾忠則「恐怖の館展」 入場者が1万人突破
2021/12/22 20:46
蓑豊館長から記念品を受け取る大町温子さん(右)=神戸市灘区原田通3
横尾忠則現代美術館(神戸市灘区原田通3)で開催中の「横尾忠則の恐怖の館」(神戸新聞社など主催)の入場者数が22日、1万人に到達した。1万人目となった自営業、大町温子さん(50)=高知県土佐市=に図録などが贈られた。
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同展は9月18日に開幕。兵庫県西脇市出身で世界的美術家の横尾さんが「あの世」や「闇」、「死」などを象徴的に描いた作品約80点を展示。ほの暗い展示室で不気味に浮かび上がる絵に加え、悲鳴や高笑いなどが響き、雰囲気を盛り上げている。現状のペースでいくと、入場者数は歴代2位に迫る勢いだという。
現代美術が好きという大町さんは「1万人目と知ってびっくり。(展示作品は)劇的なタッチがすごくて、横尾さんの世界に引き込まれた」と笑顔だった。
同展は来年2月27日まで。一般700円ほか。同館TEL078・855・5607
(綱嶋葉名)