ビッグデータ活用の政策コンテスト 灘高生が優秀賞 地方創生のアイデア

2021/12/30 10:06

 ビッグデータを活用した政策案を募る「地方創生☆政策アイデアコンテスト2021」で、灘高校(神戸市東灘区)の1年生千原顕勝さんが、高校生・中学生以下の部で優秀賞に選ばれた。 関連ニュース 特産もち麦で地域活性化など 社高生が政策コンテストで受賞 サッカーの王様・ペレさん 東洋一と絶賛した神戸のあるもの 元ヴィッセルの永島さん「心から嬉しかった」 映像写真部員、初めてのフィルム撮影 36枚撮り1650円!…シャッターを押せない 一枚一枚、刻む思い出

 同コンテストは内閣府の主催。人口や産業などのデータをインターネット上で見られる政府の地域経済分析システムを使い、地方活性化に向けた政策案を募った。
 千原さんは、岡山県や兵庫県の事例から、公共交通機関の廃止で引き起こされる地域の衰退を解消するアイデアを提起した。
 ほかに兵庫県内からは高校生・中学生以下の部で、加古川東高の「加古川市の地場産業 靴下の振興へ」が協賛企業賞を受賞。地方公共団体の部で、太子町の「聖徳太子1400年プロジェクト」も協賛企業賞に選ばれた。全国審査に駒を進めた3者は、地方審査でいずれも「近畿経済産業局長賞」を受賞していた。(森 信弘)
 全国審査に進めなかったが、同局長賞を受けた県内関係分は次の通り。
 加古川東高「空き家から産業創出へ!」「陰陽師で永続的観光」▽社高「Let’s liven up Kato」「もち麦普及大作戦」▽東洋大姫路高「農作放棄地 光になる!」

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