兵庫で新たに１５７０人感染　老人福祉施設や中学などでクラスター発生　新型コロナ

　兵庫県は２８日、新たに１５７０人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。直近１週間平均の新規感染者数は１４７９人で１２日連続で減少した。 関連ニュース 大学にワクチン接種の医師派遣へ　神戸市、若年層の接種促進 感染者３倍、自宅療養者７倍　それでも初、コロナ禍で「制限なし」のＧＷへ　「ＸＥ」拡大も懸念 コロナワクチン３回目接種、兵庫は現役世代低迷「若い人はピンときていない」　年代別接種率、国が初公表

　２８日午前０時時点の病床使用率は２２・６％（重症用５・６％）。宿泊療養施設の使用率は１３・８％で自宅療養者数は１万１５人。新たな死者の公表はなく、累計の死者数は２１８７人。
　新規感染者の内訳は神戸市＝５７５人▽姫路市＝１２７人▽尼崎市＝１７４人▽西宮市＝１８６人▽明石市＝１０６人▽県所管分＝４０２人。県所管と神戸市で取り下げが１件ずつあり、県内の累計感染者数は３８万２７４１人となった。
　丹波健康福祉事務所管内の老人福祉施設でこれまでに１９人が感染し、新たなクラスター（感染者集団）に認定された。尼崎市立中学校１校と同市内の障害者サービス事業所でもクラスターが発生した。（竜門和諒）
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