新型コロナ感染10歳未満の女児が死亡 兵庫県内で初
2022/06/10 14:25
国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供)
兵庫県は10日、新型コロナウイルスに感染した県内在住の10歳未満の女児の死亡を確認したと発表した。基礎疾患はなかったとみられ、感染と死亡の因果関係は不明という。10歳未満の陽性患者の死亡は県内で初めてで、これまでに国内で6例確認されている。
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県によると、療養中に容体が急変して亡くなったという。遺族の意向で死因や死亡時期、感染の詳しい経緯などは公表しない。県感染症対策課は「まずはコロナにかからないことが重要。基本的な感染対策を徹底してほしい」と話している。
新たな死者は女児のほか、姫路市で1人の計2人確認。県内の累計死者数は計2238人となった。
(金 旻革)
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