倍率1・6倍、過去最低に 神戸マラソンの応募者数3万2005人
2022/07/13 17:30
前回、2019年の神戸マラソンでスタートを待つランナーら=神戸市中央区
11月20日に開かれる「第10回神戸マラソン」(神戸新聞社など共催)の実行委員会が、エントリーを締め切った6月30日時点の応募者数を発表した。フルマラソンの定員2万人に対し、応募者は前回比約6割減の3万2005人。倍率は1・60倍となった。
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神戸マラソンの参加料はこれまで1万円程度で、2019年の第9回大会はフルマラソンに7万8349人が応募し、倍率は3・91倍に。今回は新型コロナウイルス対策などのため参加料が1万6200円と過去最高額になった上、感染への懸念も残るためか、応募者数は過去最低となった。
特別枠では、5回連続落選した人が対象の「連続落選者枠」(定員1500人)に2633人、年代・性別ごとの標準タイムを突破した人が対象の「年代別チャレンジ枠」(同2千人)に3248人が応募。特別枠の抽選で外れると一般枠の抽選に回る。被災地枠では、東日本大震災が366人、熊本地震は132人の応募があった。
男女比は男性80・6%、女性19・4%で、兵庫県内からの応募は1万3617人、県外は1万8388人。抽選結果は8月3日にメールで通知される。県か神戸市に10万円のふるさと納税をすれば出走権が得られる「応援ランナー枠」(先着400人、参加料は別途必要)は7月13日時点で201人まで埋まっており、8月17日まで応募できる。(古根川淳也)