王位戦午前のおやつ 藤井王位は本生わらび餅 豊島九段は昨年も注文した…

2022/07/20 11:46

藤井聡太王位が注文した「抹茶 本生わらび餅」とアイスコーヒー=20日午前、神戸市北区有馬町、中の坊瑞苑(撮影・長嶺麻子)

 20日午前、「お~いお茶杯第63期王位戦」(神戸新聞社主催、伊藤園特別協賛)7番勝負第3局で、おやつの時間が巡ってきた。対局場となった神戸市北区、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で、職人らが腕を振るったスイーツに、両対局者が舌鼓を打った。 関連ニュース 【写真】昨年、2日目に注文した「フルーツ盛り合わせ」 和風の涼を感じさせる盛り付け 【写真】昨年、1日目に注文した「フルーツ盛り合わせ」 メロンをくりぬいた器に7種が乗る 花びらのような神戸牛が映える「ちらし膳」、味わい深いだしの「そば膳」 王位戦のお昼ごはん

 藤井聡太王位(20)=竜王、叡王、王将、棋聖=が選んだのは「抹茶 本生わらび餅」。注文を受けてから、職人が練り上げる逸品だ。外はつるっと、中はもっちり。石臼でひいたばかりの新鮮な抹茶も香る。アイスコーヒー(砂糖・ミルク・氷あり)も頼んだ。
 豊島将之九段(32)=兵庫県尼崎市=は、フルーツ盛り合わせを注文。昨年に同旅館であった王位戦第3局でも1、2日目ともにオーダーしており、職人も意気に感じて技巧をこらした。パインをくり抜いた器に、イチジクやシャインマスカットなど9種類の果物を載せ、マンゴーやキウイを花びらのように飾り切りした。ドリンクは頼んでいない。
 「抹茶 本生わらび餅」は、中の坊瑞苑地下1階にある「猪名野茶房」で一般客にも提供している。(小林伸哉)
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