第7波拡大防止へ JR新神戸駅と神戸空港に無料検査拠点 8月5~18日、県が設置
2022/07/27 20:21
JR新神戸駅=神戸市中央区加納町1
兵庫県は27日、帰省などで新型コロナウイルスの感染が広がるのを防ぐため、JR新神戸駅と神戸空港(ともに神戸市中央区)に、臨時の無料検査拠点を設けると発表した。期間は8月5~18日で、希望者に抗原定性検査を実施する。
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流行「第7波」が急拡大する中、国が各都道府県に主要駅や空港への検査拠点設置を要請していた。
JR新神戸駅には午前8時~午後9時に計18ブースが設けられ、最大で1日500件程度の実施を見込む。現地で先着順に受け付けるほか、運営を担う「ジー・キューブ」が予約サイトの準備も進めている。神戸空港には午前8時~午後2時、5~10ブースが設けられる予定で、「木下グループ」が実施事業者となる。
検査結果が出るまでには30分程度かかる。陽性の場合は公共交通機関を使わずに帰宅し、医療機関で再度検査を受ける。県PCR検査等無料化事業事務局TEL078・845・9011(午前9時~午後5時)
また県は、国の方針を踏まえ、姫路、西宮両市内の大規模接種会場で、60歳未満の医療従事者や高齢者施設の従事者らに4回目接種を始めた。16、17歳を対象に、副反応が少ないとされる米ノババックス製ワクチンの接種(1回目、2回目)も開始した。
4回目接種は県のホームページで申し込める。予約なしでの接種も可能。ノババックス製ワクチンはコールセンター(TEL078・361・1768、平日午前9時~午後5時半)で予約する。(田中陽一)
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