ノババックス製ワクチン接種枠　兵庫県が１２歳以上に引き下げ　１、２回目で９月から

　兵庫県は１０日、米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、１回目と２回目接種の対象年齢を１２歳以上に引き下げると発表した。９月から姫路市内にある県の大規模接種会場と、神戸市内の医療機関（名称非公表）の２カ所で対応する。 関連ニュース 兵庫県、コロナ「第７波」で行動制限求めず　対策徹底と医療体制強化で経済との両立図る 兵庫のワクチン３回目接種、１０代は２２％どまり　感染最多も１０代　専門家ら接種呼びかけ 第７波拡大防止へ　ＪＲ新神戸駅と神戸空港に無料検査拠点　８月５～１８日、県が設置

　ノババックス製ワクチンは他のワクチンよりも副反応が少ないとされる。対象年齢は現在、神戸市内の医療機関では１８歳以上、大規模接種会場では１、２回目は１６歳以上、３回目が１８歳以上。厚生労働省が７月下旬、対象年齢の引き下げを指示していた。９月分の接種予約は８月１８日から受け付ける。
　また、県は「医療法人財団春日野会　春日野会病院」（神戸市中央区野崎通４）をノババックス製ワクチンの新たな接種会場に追加。水曜日と金曜日の週２回で１日５０回の接種を行う。接種は１９日からで予約は１２日から。
　県予約センターＴＥＬ０７８・３６１・１７６８
（金　旻革）
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