県内市町別の新型コロナ感染者数が確定、累計34万192人 「全数把握」簡略化以前、政令・中核5市除く
2022/10/07 16:55
神戸新聞NEXT
兵庫県は、新型コロナウイルス感染者の「全数把握」が簡略化される以前の市町別感染者数(9月26日発表分まで)を確定させた。感染者が初確認された2020年3月からの約2年半で、県管轄地域の感染者は累計34万192人だった。
関連ニュース
発熱外来かつてない逼迫状況 第7波拡大で電話鳴りっぱなし、患者殺到ほとんど陽性
コロナ検査キット在庫に偏り 無料検査所の利用伸びず 地域の薬局、自宅待機者急増で入荷待ち
県のコロナ自主療養制度1カ月 登録者ピーク時の5分の1に 全数把握見直しで制度廃止も視野に
県の管轄地域は、保健所を設置する政令・中核5市(神戸、姫路、尼崎、西宮、明石)以外の36市町。最多は加古川市だった。
全数把握は新規感染者全員の氏名、性別、居住地などを医療機関に報告させる仕組みだったが、9月26日からは報告対象を高齢者など重症化リスクの高い人に絞り、その他は年代別の人数だけにした。そのため兵庫県も全感染者の居住地を把握できなくなり、以降は市町別の感染者数を発表していない。(高田康夫)
※表中の「非公表など」には、県管轄地域内の医療機関で確認された新規感染者のうち、居住地が同地域外だった人を含む。【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら