まるで迷路?ハマれば抜けられない!進化するカプセルトイの魅力、写真ブースで狙うは「映え」

2022/11/09 11:25

カプセルトイ専門店に設けられた写真ブース。好きな背景で撮影できる=尼崎市潮江1

 高く積み上げられた箱形の販売機は、まるで迷路のよう。ここは「カプセルトイ」の専門店。硬貨を入れてハンドルを回すとカプセル入りの玩具が出る。 関連ニュース 【写真】カプセルトイ専門店で、高く積み上げられたボックス 絶対要らん…でもナゼか気になる「赤の他人の証明写真」がガチャになった!?現役教頭も… やっぱり「地球の歩き方ムー」柄は激レア!? 攻め続けるガイドブック、今度はカプセル玩具に 表紙デザインのエコバッグ全8種

 JR尼崎駅前の商業施設にある「#C-pla(シープラ)あまがさきキューズモール店」(兵庫県尼崎市)。近年急速に店舗を増やす北海道の会社が、関西初進出店として昨年2月に開いた。
 店ごとに内装で地域性を表現する。尼崎にできた同店のテーマは工場。販売機539台には配管や計測器が描かれている。
 最近、購入後の楽しみ方に進化の兆しがある。
 出てきた玩具を好きな背景で撮影できる写真ブースの登場だ。狙うのは「映え」。SNSの発信力に期待を寄せる。
 試しに、ネコがたき火を囲むシリーズを買ってみた。4種のネコはすぐにそろったが、肝心のたき火が出てこない。
 気づけばすっかり迷路に迷い込み、散財していた。(吉田敦史)

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