たつので発生の高病原性鳥インフル 殺処分したニワトリの焼却処分完了

2022/11/24 13:00

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 兵庫県たつの市の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生した問題で、県は24日、殺処分したニワトリ約4万4千羽全ての焼却を23日午前0時に完了したと発表した。県は発生を確認した13日から殺処分を始め、15日に完了。同市と佐用町のごみ処理施設計2カ所で焼却を続けてきた。 関連ニュース 【写真】鳥インフルエンザが確認された養鶏場 たつので発生の鳥インフル、養鶏場の防疫措置完了 兵庫県、高原病性「H5N1亜型」と確定 「陽性です」飼育していた14万5千羽、全て殺処分 鳥インフル禍から再起の道のり


 県はこの養鶏場を消毒する防疫措置を終えており、周辺の鳥類飼育施設で異常がなければ、卵やニワトリの持ち出しを禁じる搬出制限区域(半径3~10キロ圏内)を26日、移動制限区域(同3キロ圏内)を12月7日に解除する。周辺に設けた畜産関係車両の消毒ポイント4カ所も制限区域の解除に合わせ、順次解消する。(森 信弘)

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