兵庫県は16日、たつの市内の養鶏場で発生した鳥インフルエンザについて、養鶏場内を消毒する防疫措置を15日午後8時に完了したと発表した。
周辺の鳥類飼育施設で異常がなければ、卵やニワトリの持ち出しを禁じている搬出制限区域(発生養鶏場から半径3~10キロ圏)を26日午前0時、移動制限区域(同3キロ圏内)を12月7日午前0時に解除する。
周辺に設置した関係車両などの消毒ポイント4カ所も、各制限区域の解除に合わせて順次廃止する。
また、県はこの日、同養鶏場の鳥インフルエンザについて、国による遺伝子解析の結果、高病原性の「H5N1亜型」だったと発表した。(大盛周平)