五輪フランス柔道代表の事前合宿 姫路で7月12日から
2021/06/16 19:51
姫路市役所=姫路市安田4
兵庫県姫路市は16日、東京五輪フランス柔道代表の事前合宿の日程が7月12~21日に決まったと明らかにした。選手団はコーチやスタッフを含め45人となる見込みで、兵庫県立武道館(同市西延末)を練習拠点とする。市は期間中、市民らを対象にした練習見学会も計画している。
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選手団は姫路市内のホテルに滞在し、同武道館まで専用の大型バスで移動。新型コロナウイルスの感染防止策として原則毎日、選手やコーチのほか、県や市の担当職員らもPCR検査を受ける。
練習見学会は7月17日の予定で、参加者300人を事前に募る。募集対象の詳細や見学時間などは協議中。世界文化遺産・国宝姫路城と姫路駅を結ぶ大手前通りには、フランス国旗の3色「トリコロール」のタペストリーを掲げ、歓迎ムードを高める。
市スポーツ振興室の担当者は「万全の感染対策を講じ、選手が最高の状態で本番に臨んでもらえるようサポートする」と話した。
フランスの柔道は前回リオデジャネイロ五輪で5個のメダルを獲得。東京五輪代表には男子100キロ超級の金メダリスト、テディ・リネール選手らが決まっている。(田中宏樹)