ヴィッセル神戸に元日本代表FW武藤が加入「最高のプレーを」

2021/08/07 20:25

武藤嘉紀

 J1神戸は7日、イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを退団した元日本代表FW武藤嘉紀(29)が完全移籍で加入すると発表した。 関連ニュース FW古橋「自信しかない」英セルティックへ出発 ヴィッセルから移籍 古橋、念願の欧州挑戦へ ヴィッセル神戸は緊急補強の可能性も ヴィッセル神戸、営業収益6割減も社長「勝つための補強は行う」

 武藤は2014年に慶大からFC東京に入団。フィジカルの強さやスピードあふれる突破を武器に活躍し、15年にドイツ1部のマインツに移籍した。18年夏に加入したニューカッスルでは定位置をつかめず、昨季は期限付き移籍先のスペイン1部エイバルでプレー。3日にニューカッスルとの契約を解除していた。日本代表では18年ワールドカップ(W杯)に出場するなど、国際Aマッチ29試合出場3得点。
 今後は隔離期間を経てチームに合流する。武藤は「チームのビジョンに強く共感した。1日も早くチームに溶け込み、サポーターには自分ができる最高のプレーを見てもらい、一緒に勝利を分かち合いたい」などとコメントした。
 神戸はドイツ2部ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(31)の獲得も決定的で、前線に屈指のタレントが相次いで加わることになる。(山本哲志)

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