【速報】東京パラ柔道　正木、３大会連続のメダルならず

　東京パラリンピック第６日の２９日、日本武道館で柔道（視覚障害）が行われ、２大会ぶりの優勝を目指した男子１００キロ超級の正木健人（三菱オートリース、兵庫県南あわじ市出身）は敗者復活戦でフェルナンデスサストレ（キューバ）に敗れた。初出場のロンドン大会で金メダルに輝き、リオデジャネイロ大会でも銅メダルを獲得していたが、３大会目で初のメダルなしに終わった。 関連ニュース 淡路島出身のパラ２選手に地元からエール　２８日と２９日にそれぞれ出場 東京パラリンピック開幕　兵庫ゆかりの２１選手がコメント 選手村で事故、予期せぬ形で終わったメダル挑戦　パラ柔道・北薗、わが子に勇姿見せられず

　正木は育英高時代に全国高校総体で３位になり、名門・天理大へ。先天性の弱視のため視覚障害者柔道の道に進んだ。
　今大会は初戦の２回戦でチコイゼ（ジョージア）に一本負け。続く敗者復活戦も、背負い投げで２度の技ありを奪われて一本負けした。
【特集ページ】東京パラリンピック２０２０