ヴィッセル神戸、大迫ゴールで2連勝 ホームで徳島に1-0

2021/11/06 17:00

神戸-徳島 前半、絶好機を逃し、悔しがる神戸のFW大迫勇也=ノエビアスタジアム神戸(撮影・長嶺麻子)

 明治安田J1リーグ第35節第1日の6日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で徳島ヴォルティスと対戦し、日本代表FW大迫の先制ゴールを守り切って1-0で完封勝ちした。2連勝で19勝10分け6敗の勝ち点67に伸ばした3位神戸は、7日に試合を控える4位名古屋との勝ち点差を6に広げ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得にまた一歩前進した。 関連ニュース ヴィッセル神戸、関西初の実証実験 ワクチン接種済みの人などにチケット2千枚販売 エース大迫、ヴィッセル神戸で初ゴール イニエスタも直接FK決める 【速報】神戸市は新たに1人感染確認 新型コロナ

 神戸は、ともに負傷明けの大迫が4試合ぶり、山口は8試合ぶりに先発復帰。序盤からボールを細かくつないで攻め込むが、中央を固める徳島を崩し切れない。前半33分にはイニエスタの左クロスを郷家が狙うも、わずかに届かなかった。
 互いに無得点で折り返した後半は、徳島が決定機。左CKからのヘディングはクロスバーに救われる。その後もやや徳島の時間帯が続いた神戸だが、ワンチャンスをものにする。後半12分、酒井の鋭い右クロスを遠いサイドの大迫が詰め、今季2ゴール目を挙げた。
 リードした神戸は大崎や小林らを投入して守りを固め、大迫も後半34分に退いた。終盤のパワープレーも何とかしのぎきった神戸が、ホームの連勝を5に伸ばした。
 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を間近に控え、大迫は「切り替えて代表でも結果を残せるように。日本のために頑張るだけ」と意気込みを示した。

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