ヴィッセル神戸、和歌山キャンプ本格スタート DF酒井「2桁アシストを」

2022/01/25 20:14

「きつさはあるけど、いい1日だった」とキャンプ練習初日に手応えを示す神戸のDF酒井=和歌山県上富田スポーツセンター(c)VISSEL KOBE

 J1神戸が25日、和歌山県上富田町の上富田スポーツセンターでキャンプを本格的にスタートさせた。 関連ニュース 【写真】和やかな雰囲気の中、キャンプでの練習をスタートしたDF酒井ら ヴィッセル神戸・三木谷会長「てっぺん狙える」 過去最高の3位、来季に手応え キング・カズから「忘れられない言葉」 東京五輪広報はヴィッセル神戸出身者

 チームは24日に和歌山入りし、この日は午前と午後の2部練習で汗を流した。オンラインで取材に応じたDF酒井は「ヴィッセルの特長でもある運動量やハードワークは、やらなきゃ付かない」と厳しいトレーニングへの意気込みを示した。
 左右のサイドバックを高いレベルでこなす酒井は、昨季J1で全38試合に出場。優秀選手にも選ばれたが、1得点4アシストの数字に満足はしていない。「チームにタイトルをもたらすためにも、2桁はアシストしたい」と目標を口にした。
 今季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でも頂点を狙う。「プレーオフを突破しないと何も始まらない。全力を注ぐ」と酒井。出場権を懸けた3月の大一番に照準を合わせ、チーム状態や新加入選手との連係を急ピッチで高めていく。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響でキャンプ地を沖縄から変更。和歌山では28日まで行い、30日~2月5日は練習拠点のいぶきの森球技場(神戸市西区)で、いずれも完全非公開で実施する。(山本哲志)

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