大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会 星陵高校出身の村本と堀江、招待選手に
2022/02/09 15:00
兵庫一筋で飛躍を続ける村本一樹(中央)
大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会は27日、大阪府庁前をスタートし、大阪城公園でフィニッシュする42・195キロで行われる。今夏の世界選手権(米オレゴン州ユージン)の代表選考会を兼ね、2024年パリ五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を懸けたレース。兵庫からはともに星陵高(神戸市垂水区)出身の男子・村本一樹(29)=住友電工=と女子・堀江美里(34)=シスメックス=が招待選手に名を連ねた。
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長距離の強豪校出身ではない2人だが、実業団で活躍する現在まで兵庫一筋。まさに「兵庫人」の王道を歩むランナーといえる。
村本は神戸市西区の岩岡中から星陵高を経て兵庫県立大へ進んだ。住友電工に入社後、昨年のびわ湖毎日マラソンでは2時間7分36秒の兵庫記録を樹立して11位に入った。
一方の堀江は神戸市垂水区の舞子中から星陵高に進み、武庫川女大を卒業後、ノーリツ入り。3000メートル障害で11、13年のアジア選手権に出場したほか、16、17年の大阪国際女子マラソンでいずれも2位に入った。マラソンの自己ベストは2時間25分44秒。20年にシスメックスに移籍した。
市民参加型で行われてきた大阪マラソンと、五輪や世界選手権の男子代表選考会を兼ねて実施されてきたびわ湖毎日マラソンが統合された大会。招待選手以外の兵庫勢では、男子の谷原先嘉(大阪府警)市尼崎高-山梨学院大出▽藤村行央(住友電工)西脇市立西脇中-香川・尽誠学園高出▽延藤潤(マツダ)三木高-東洋大出▽野中優志(大阪ガス)川西北陵高-関学大出▽森田智哉(大塚製薬)東播磨高-中央学院大出=らもエントリーしている。
(大原篤也)