坂本花織、アイスショーで「メダリストらしい演技を」 次の目標は「考え中」

2022/04/01 18:42

公開リハ-サルに合わせて会見したフィギュアスケート女子の坂本花織(左から2人目)、三浦璃来(同4人目)ら=大阪府門真市((c)STARS on ICE)

 フィギュアスケートの世界選手権(フランス・モンペリエ)で初優勝した女子の坂本花織(シスメックス、神院大)が1日、大阪府門真市内で2日から開かれるアイスショー「スターズ・オン・アイス」の公開リハーサルに参加した。北京冬季五輪銅メダルに続く快挙を果たした坂本は「『さすがメダリストだね』と言われるような演技がしたい」とオンライン会見で抱負を述べた。 関連ニュース 坂本、三原に続け!高橋萌音、果敢に3回転半 兵庫フィギュア界に新たなホープ 兵庫初の冬季五輪メダリスト誕生「夢を実現、本当にうれしい」 坂本、三浦に祝福の声 「かおちゃんの夢舞台」坂本選手の幼なじみも「感動」

 激闘の五輪シーズンを終えてフランスから帰国後、「4年の節目なので今しかないかな」と髪の毛をバッサリ切って気分転換した。「五輪メダルという小さい頃からの目標を達成したので、次に何を目標にするかは考え中」と坂本。今後はアイスショーに出演しながら、改めて4回転ジャンプなど大技習得を目指す。
 世界選手権のペアで日本勢過去最高の銀メダルに輝いた三浦璃来(木下グループ、宝塚市出身)木原龍一(木下グループ)組も会見に出席し、三浦は「やっと自分たちの位置が分かった。4年後、8年後に向けての目標はがらりと変わった」と7位入賞した北京五輪を糧にさらなる飛躍を期す。
 リハーサルには四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス、甲南大大学院)らも参加し、軽やかな滑りを披露した。(山本哲志)

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