スポーツ

坂本、三原に続け!高橋萌音、果敢に3回転半 兵庫フィギュア界に新たなホープ

2021/10/31 22:45

 フィギュアスケートの全兵庫選手権最終日は31日、尼崎市の尼崎スポーツの森で行われ、ジュニア選手権女子は高橋萌音(神戸クラブ)が合計133・85点で頂点に立った。

 ショートプログラム(SP)1位の高橋が、冒頭のジャンプで果敢にトリプルアクセル(3回転半)に挑んだ。回転不足で転倒し、「いろんなジャンプに引きずってしまった」とフリー3位の演技を反省したが、合計得点で首位を守った。

 世界で活躍する坂本花織や三原舞依と同じく、中野コーチやグレアムコーチらの指導を受ける。「かおちゃん(坂本)はどんな時でも前向きだし、まいちゃん(三原)はピークを合わせる集中力がすごい」と憧れの2人を追い掛ける。

 西宮市立苦楽園中2年生。トリプルアクセルは昨秋から練習しているといい、「時々は立てるけど、まだまだ成功率が低い。これからの時代には必須だと思う」と習得を誓う。今季の目標は、全日本ジュニア選手権でSPとフリーをノーミスでそろえること。14歳のホープは「将来は海外の試合に出たい」と目を輝かせた。(山本哲志)

続きを見る
スポーツ

あわせて読みたい

スポーツ

もっと見る スポーツ 一覧へ

特集