「かおちゃんの夢」が実現した。北京冬季五輪フィギュアスケート女子は17日、神戸市出身の坂本花織選手(21)がフリーでも会心の演技を見せ、銅メダルに輝いた。固唾をのんで夢の舞台を見守った地元の同級生や恩師らは、「日本中に希望を与えてくれた」とたたえた。
「成功を祈りながら自分も一緒にジャンプを跳んでいた。感動しました」。幼なじみでスケート仲間でもある籠谷歩未さん(21)=同志社大3年=は、神戸市内の自宅テレビで坂本選手の演技を見つめた。
今季、坂本選手が難易度の高いフリーに苦しむ姿を間近で見てきた。
曲かけの練習でミスが続き、「もう無理や」とこぼすこともしばしば。「自分ならやめてしまいそうになるけど、かおちゃん(坂本選手)は『なにくそ』と最後は絶対にやりきる。逆境をはね返す力がすごい」と感心する。
神戸市立なぎさ小(同市中央区)から神戸野田高(同市長田区)まで同じ学校に通い、中野園子コーチらの指導を受けてきた。「かおちゃんは滑りもスピンもめちゃくちゃ速くて、小さい時から目立ってた」。負けじと努力を重ね、自身も全日本選手権に2度出場した。
リンクを離れれば、普通の大学生同士。坂本選手に勧められてはまったアニメの話題で盛り上がったりする。
団体戦に続くメダル獲得に「笑顔が見られて本当にうれしい。かおちゃんの夢だったから」と喜んだ。
神戸野田高で坂本選手の担任だった山本知穂教諭は、教え子の活躍に目を細めた。
天真らんまんな笑顔は高校時代から変わらない。「有言実行の人。階段を着実に上り、やり遂げていく姿に成長を感じた」とたたえた。
15日のショートプログラム(SP)では、夢舞台で自己ベスト。演技後に涙を流す坂本選手を見て、「やったね」と涙がこぼれた。すぐに「あんな重圧の中でよくがんばったね」とメッセージを送ると、「やりました!ありがとうございます」と返信が来たという。
北京五輪で力を出し切った教え子に「まずは『素晴らしい瞬間をありがとう』と伝えたい」と山本教諭。今でも年に1、2回は友人と顔を見せにくるといい、「高校が憩いの場所になってるのかな。帰ってきて落ち着いたら、また遊びに来てホッと一息ついてほしい」とねぎらった。
(山本哲志、綱嶋葉名)
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