ヴィッセル、湘南に完封勝ち 08年以来の5連勝でJ1残留王手
2022/10/12 21:07
神戸-湘南 前半、ゴールを狙う神戸の大迫=ノエビアスタジアム神戸(撮影・中西幸大)
サッカーの明治安田J1リーグは12日、第27節などの延期分が行われた。ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で湘南ベルマーレと対戦し、1-0で3試合連続の完封勝ち。神戸は2008年以来の5連勝で勝ち点を40に乗せ、16位以上が確定した。22日に清水エスパルスがジュビロ磐田に負けるか引き分けると、神戸の残留が決まる。
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試合前まで12位の神戸と13位の湘南。残留争いの直接対決に、神戸は前節広島戦から中3日で同じ先発を送り出した。序盤は湘南がボールを動かし、神戸がカウンターを狙う。それでも徐々にペースを握った神戸は前半37分、MF大崎玲央からパスを受けたFW大迫勇也がペナルティーエリア手前から左足を振り抜くが、枠を捉えたシュートは相手GKの好守に阻まれた。同40分にはMF汰木(ゆるき)康也がDFの股を抜くシュートでGKのタイミングを外したが、ポストに嫌われた。
後半も互いに好機をつくる中、神戸がセットプレーで均衡を破る。後半21分の左CK。汰木のキックからニアの大迫が右膝付近に当ててゴール左に流し込んだ。大迫は今季7ゴール目。その後は湘南の粘り強い攻撃にピンチをつくられたが、DF槙野智章を投入するなど守りを固めて辛くも逃げ切った。